秀桜基金留学賞10年、そして「今」-2006〜2015- 展が始まりました。
2/24まで岡山県立美術館におきまして開催中です。
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10年間で28人の受賞者に海外遊学のチャンスを与えた秀桜基金留学賞の10年間とその受賞者たちの「今」を見ていただく展覧会です。
「秀桜基金留学賞は美術作家・高橋 秀と布貼り絵作家・藤田 桜夫妻の総額1億円(年間3人、各300万円)の資金提供によって、美術に携わる若者に海外遊学のチャンスをあたえ、日本を、日本人である自覚を抱いて欲しい願いで設けられたものです。
高橋・藤田両人は、41年にわたる海外生活を通じて、外から日本を見続けてきました。日本を思う心は、国内にいるもの以上に深かったと言えます。そしてその思いを、日本の未来を担う若者に託し、健やかな日本の未来を築くために広い視野と、自在な世界観を体験し、海外から日本を感じ、己を見つけて来てくれることを願いました。
全国より800名を超える応募者があり、28名の受賞者を輩出しました。ジャンルも絵画、版画、彫刻、現代美術、陶芸、漆芸、ガラス、美術史研究、染織、漫画と多彩で、秀桜基金を契機に制作表現の方法を変える者、世界で活躍、発表する作家へと成長した者、生活拠点自体を海外へ移す者など様々です。
この展覧会は全受賞者の作品を集め、秀桜基金留学賞が募集を行った10年間のしめくくりと、帰国作家の今後の発展を期待し、終わりと始まりの『今』を提示することで秀桜基金の姿を表明します。」
展覧会名:
秀桜基金留学賞10年、そして「今」展 −2006〜2015−
会 期 : 2019年1月18日(金)〜2月24日(日)
会 場 : 岡山県立美術館 地下1F展示室、屋内広場
主 催 : 岡山県立美術館、山陽新聞社、秀桜基金
特別協力: 秀桜基金留学賞10年、そして「今」展 開催実行委員会
・審査員
酒井 忠康(世田谷美術館館長)/鍵岡 正謹(岡山県立美術館顧問)/竹田 博志(元日本経済新聞文化部編集委員)/川﨑 明德(川崎学園学園長)/黒住 宗晴(黒住教名誉教主)/井上 峰一(倉敷商工会議所会頭、株式会社いのうえ代表取締役社長)/藤田桜(布貼り絵作家)/高橋秀(美術作家)/根本長兵衛(故人、元企業メセナ協議会専務理事)
・受賞者(28名)
第1回(2006年) 田村晴子(ジュエリー)/ 田中 恵美 (Emi Tanaka)(版画)/ Yasuaki Onishi(彫刻)
第2回(2007年) ミヤケマイ(現代美術)/ 佐藤 朋子 (Tomoko Sato)(絵画)/ 岡村 勇佑 (Yusuke Okamura)(版画)
第3回(2008年) 風間 雄飛 (Yuhi Kazama)(版画)/小林 陽介(彫刻)/ Hanae Horiguchi堀口 華江(ガラス工芸)
第4回(2009年) いわや むつき (Mutsuki Iwaya)(美術史)/ 浅沼 千安紀 (Chiaki Asanuma)(ガラス工芸)
第5回(2010年) 石山 和広 (Ishiyama Kazuhiro)(写真)/ 市川 裕之(彫刻)/ 山江 真友美 (Mayumi Yamae)(絵画)
第6回(2011年) 甲田 千晴 (Chiharu Koda)(彫刻)/ 興梠 優護 (Yugo Kohrogi)(絵画)/天明里奈(漆芸)
第7回(2012年) Asami Yui(漆芸)/ 澁澤 星 (Sei Shibusawa)(絵画)/ 森 一朗 (Ichiro Mori)(陶芸)
第8回(2013年) Chisa Iura(彫刻)/ Isao Nagahara(絵画)/ 渡辺 篤 (Atsushi Watanabe)(陶芸)
第9回(2014年) 相澤 亮 (Makoto Aizawa)(漫画)/ 白石 善紀 (Yoshinori Shiraishi)(染織)
第10回(2015年) 宇都宮 知憲(絵画)/ 松浦 進 (Susumu Matsuura)(版画)/ 村田 勇気 (Yuki Murata)気(彫刻)