日本ではよく知られていませんが、ムリーロ・メンデスはブラジルを代表する近代詩人です。
秀先生とはメンデスがローマ大学で教鞭をとっているときに親交を結んだようです。
親しくするうちにメンデスが詩を書いて、秀先生は版画を作り1点ずつを収めた版画集を出版しました。
その作品が1970年の「覗いた春」という作品です。
メンデスの詩は難解すぎて私には理解できませんでした、、、。
ちなみにこの「覗いた春」には別の色で刷った「Primavera(春)」という作品もあります。
そんなムリーロ・メンデスの美術館がリオ・デ・ジャネイロにあります。
ちょうど「O PAPEL DO POETA (詩人と紙)」という展覧会が開かれています。
もちろん「覗いた春」も出品されています。
多分、紙を使った作品に特集を組まれているらしく、他にはヴァザルリなどの作品も展示されているようです。
ムリーロ・メンデス美術館
http://www.museudeartemurilomendes.com.br/index.html
展示の様子 中の写真に「覗いた春」が見えます。
http://www.museudeartemurilomendes.com.br/exposicoes/papeldopoeta/papeldopoeta.html
調べてみるとこの美術館には他の秀先生の作品も収蔵されているようです。
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